第1四半期の自動車メーカーの本国への利益・配当金の送金は、ブラジル国内の販売不振などで3億2,900万ドルと前年同期の16億9,000万ドルから5分の1以下まで減少している。
ブラジル国内のビッグ4のフィアット社並びにフォード社、GM社、ワーゲン社のマーケットシェアはそれぞれ減少、フォードの第1四半期の世界の純益は、前年同期比40%減少の14億ドルに留まっている。
ブラジルの売上が60%を占める第1四半期のフォード社の南米地域の純益は、5,400万ドルと前年同期の2億1,000万ドルから大幅に減少、また南米地域の純益は世界全体の3.8%と昨年同期の8.0%から大幅に縮小している。
第1四半期のブラジルのフォードの販売台数は、7万8,900台で国別では世界3位に相当する14.6%であったが、昨年同期の16.4%から大幅に減少している。
現在のレアルの為替は対ドルでR$1.90を上回ってドル高傾向に転じているが、第1四半期はレアル高の為替で推移していたために、自動車の輸出では価格競争力を失っていた。
GM社の第1四半期の南米地域の純益は、8,300万ドルと昨年同期の9,000万ドルから僅かに減少、しかし世界全体の純益は、昨年同期の42億ドルから32億ドルと大幅に減少している。(2012年5月6日付けエスタード紙)