ドイツ資本Vulcan社は風力電力エネルギー入札やペトロブラス石油公社による岩塩層下原油開発向け需要の拡大に伴って、サンパウロ州イタチーバ工場、バルエリ工場に次いで第3工場の建設を予定している。
Vulcan社の2工場の設備稼働率は80%に達しており、注文生産の部品アイテムは3000点、第3工場はイタチーバ市を予定、投資総額は5,000万ドルを見込んでいる。
同社の生産の60%は鉱業、鉄鋼、エネルギー、エタノール並びに石油・天然ガス部門向け、30%は自動車並びに建設部門向けエアコンなどとなっている。
また造船業部門向けは10%に留まっているが、プラットフォーム建造や深海油田開発など大型投資が目白押しであるために、これらの部門向け部品供給を強化するためにも第3工場の建設が必要となっている。
ブラジルの北東地域の風力発電所向けの据え付け、遠隔監視サービス、メインテナンスサービス受注も視野に入れている。(2011年5月31日付けヴァロール紙)