主力が60席から120席の中型ジェット機メーカーのエンブラエル社では市場が拡大している中東、アジア並びにラテンアメリカにターゲットを絞って、マーケットシェア拡大を図る。
アジアでは今後の大型需要が見込める人口大国のインドやインドネシアでのマーケットシェア拡大を予定、またすでに115機販売している中国での販売も継続を予定している。
同社では中国の合弁工場での生産機種の大型化をすすめるために中国政府に認可を要求、しかし中国が開発中の旅客機と競合する可能性があるために、認可が認められない場合は中国から撤退する可能性もあるが、来月のジウマ・ロウセフ大統領の訪中で話し合いが予定されている。
エンブラエルではすでに65機の商業ジェット機を納入している中東地域のマーケットシェアを年内に20%から30%に拡大を予定、また今まで開拓していなかったアフリカ市場にも今年から参入する。
また今年のラテンアメリカ市場には134機の商業ジェット機の納入予定、現在のマーケットシェア14%を年末には16%、今後10年間では20%まで拡大する予定となっている。
エンブラエルの60席から120席の商業ジェット機の世界のマーケットシェアは42%、ラテンアメリカ並びにカリブ地域では79%と圧倒的なマーケットシェアを握っている。(2011年3月18日付けヴァロール紙)