ブラジル鉄鋼配給協会(Inda)のカルロス・ロウレイロ会長によると昨年末の鉄鋼製品在庫は輸入鉄鋼製品増加も影響して115万トンと前年末の76万5,000トンを50%上回っているために、今年初めの在庫調整の必要性を述べた。
レアル高の為替の影響や好調な鉄鋼需要予想で昨年の鉄鋼商社は上半期に輸入鉄鋼製品の在庫を増加、しかし昨年の鉄鋼製品消費は予想の前年比42%増加に達しなかったために、在庫が大幅に増加した。
鉄鋼製品の消費量の伸び率は一般的に国内総生産(GDP)の2倍が市場関係者の見方であるために、昨年のGDP伸び率は7.5%として15%、しかし鉄鋼メーカーにとっては重要な建設部門の消費が16%、自動車部門が14%それぞれ増加したために、前年比20%近くの消費量増加があったと予想されている。
昨年の輸入鉄鋼製品は国内消費量の22%から25%に相当する600万トンまで増加、しかし過去の平均輸入鉄鋼製品は国内消費量の5%から6%であり、昨年の輸入は鉄鋼商社の投機的輸入並びに為替の影響を受けたために急増していた。(2011年1月6日付けヴァロール紙)