ブラジル機械装置工業会(Abimaq)の統計によると、今年上半期の機械装置販売は前年同期比13.2%増加の339億レアルを記録、6月は8%増加の61億6,000万レアルとなっている。
上半期のブラジルの機械装置輸出は前年同期比6.5%増加の40億4,000万ドルを記録、しかし世界金融危機前の2008年同期の輸出は53億6,000万ドルで金融危機前のレベルには未だに回復していない。
また上半期の機械装置の輸入はレアル高の為替や好調な内需で14.6%増加の106億5,000万ドルとなったために、貿易赤字は20.2%増加の66億1,000万ドルに拡大している。
同期の機械装置の輸入では最大の輸入相手国である米国のシェアは26.2%を占めているが、中国からの輸入は前年同期比57.9%と大幅に増加してシェアを伸ばしてきている。
連邦政府の設備投資向け機械装置の輸入に対する投資持続プログラム(PSI)の減税措置は年末まで延長が決定、年利は5.5%と非常に安く、このプログラムによる年内の雇用創出は21万人が予想されている。
業界関係者は岩塩層下原油開発、経済成長加速プログラム(PAC),2014年のワールドカップ、2016年のオリンピック並びに高速鉄道建設などインフラ整備への大型投資が目白押しであり、今後も機械装置販売は大きく伸びると予想している。(2010年7月28日付けヴァロール紙)