昨日、ブラジル鉄鋼協会(IABr)はルーラ大統領に2016年までの鉄鋼業界の投資計画を報告、それによると2016年までに398億ドルを投資して現在の粗鋼生産能力4,200万トンを7,700万トンまで引き上げる計画となっている。
同協会では経済成長加速プログラム(PAC)の大衆住宅建設"私の家、私の暮らし"プロジェクト、2014年開催のワールドカップ、2016年開催のオリンピックで800万トンの鉄鋼需要が見込まれるために、粗鋼生産の大幅な増産が必要であると説明している。
同協会では今年の粗鋼生産は年末には粗鋼生産能力が4,350万トンまで増加するが、3,320万トンを見込んでいる。
連邦政府は鉄鋼業界に対して国内の鉄鋼価格が上昇してインフレ圧力の要因になっているために、鉄鋼製品の輸入に対して関税の引下げで圧力をかけている。
しかし鉄鋼業界では自動車生産の鉄鋼製品の重量は50%に達するが、製品価格換算では僅かに6.0%から8.0%、白物家電は10%から15%に過ぎないと反論している。(2010年2月5日付けエスタード紙)