ワールドスチール協会(WSA)の調査では66加盟国の9月の鉄鋼生産は前年同月比0.6%、今年9ヶ月間では16.4%減少の8億6,600万トンで前年の10億4,000万トンから大幅に落込んでいるが、回復傾向に転じてきている。
9月の中国の鉄鋼生産は記録更新した8月の5,230万トンよりも200万トン減少、しかし前年同月比では国内経済が好調に推移しているために28.7%増加している。
金融危機前の中国の鉄鋼生産は世界全体の36%であったが、今年9月の生産は47%まで上昇、今年9ヶ月間では前年同期比7.5%増加の4億2,000万トンとなっている。
中国並びにインドのみが今年の鉄鋼生産が増加、しかし9月のウクライナは前年同月比3.9%、エクアドル17.0%、コロンビア11%、イラン4.0%、サウジアラビアは7.6%とそれぞれ増加している。
ブラジルの今年9ヶ月間の生産は31%減少の1,845万トン、今年は22.0%の生産減少を予想、北米は32%ヨーロッパ連合24%、日本18%、南米15.4%それぞれ減少を予想、しかしアジアのみが14.9%の増加が見込まれている。(2009年10月26日付けヴァロール紙)