金融危機で大幅な投資計画中止が余儀なくされていたブラジルの製鉄会社は投資を再開、ゲルダウ社はミナス州オウロ・ブランコで17億5,000万レアルを投資して2012年操業でフラットスチールを100万トン生産を予定、今までは米国の子会社で生産したものを輸入していた。
またナショナル製鉄所(CSN)もミナス州コンゴニアスで62億レアルを投資して自社所有のカーザ・ダ・ペドラ鉱山の近くに製鉄所を建設、プロジェクトは2007年に発表されていたが、金融危機で先送りされていた。
ブラジル鉄鋼院(IBS)では7月のブラジルの粗鋼生産は前月比28.5%増加の250万トンに増加、しかし前年同月比では依然として15.2%減少、7月の販売は前月比9.1%増加している。
今年上半期は14高炉のうちで6高炉が停止されて各鉄鋼会社は一斉に増産計画を中止、鉄鋼輸出増加は見込めないが、国内経済の回復による需要増加、サーカーのワールドカップやオリンピックなどインフラ部門の需要が見込めるために増産計画を再開しだした。(2009年10月21日付けエスタード紙)