第1四半期のブラジルの鉄鋼会社は国内外の需要減による減産並びに鉄鋼価格の下落で収益が大幅に悪化したが、多くの鉄鋼会社の経営者は底を打ったと見ているが、今後の鉄鋼需要の回復は長引くと見込んでいる。
ナショナル製鉄所(CSN)では今年の圧延鋼販売は前年比20%減少を予想しているが、第1四半期の販売は48%の大幅減少を記録したが、今後は徐々に回復していくと見込んでいる。
ウジミナスでは年末まで3高炉の操業中止を継続、ゲルダウは需要回復傾向が明らかになるまでアソミナスの操業中止を継続するが、下半期には鉄鋼価格の値下げを見込んでいる。
しかし自動車部門、白物家電や建材部門向けの工業製品税(IPI)の減税や免税、「私の家、私の暮らし」の大衆住宅プロジェクトなどは鉄鋼需要を押上げる可能性があり、また2014年のワールドカップ向け建設や岩塩下原油開発など明るい材料も多い。{2009年5月15日付けガゼッタ・メルカンチル紙}