世界金融市場の波乱に伴って大幅なドル高に傾いている為替で資金調達の50%を外資に頼っているクラビン製紙の第3四半期の純益は前四半期の1億7,490万レアルから一転して、2億5,300万の赤字に転落した。
9月末のクラビン製紙の負債は49億レアルであったが、負債の50%に相当する12億8,300万ドルを海外での資金調達に頼っているために、過去2週間の大幅なドル通貨の値上がりが負債増加に拍車をかけている。
今年9ヶ月間の売上は前年同期比7.7%増加の22億9,000万レアルであったが、純益は前年同期の5億5,000万レアルの黒字から一転して、100万レアルの赤字に転落している。
ドル高で損害を被ったのは為替スワップを行なったアラクルース製紙とヴォトランチン製紙に続いているが、クラビン製紙はドル高による負債増加であり、為替スワップは行なっていない。
同社の第3四半期の税引前利益に支払利息と減価償却費を加算した数値は前年同期の2億レアルから1億5,400万レアルに減少、今年9ヶ月間のEbitdaは前年同期の28%から24%に低下している。(2008年10月17日付けガゼッタ・メルカンチル紙)