国際鉄鋼価格は鉄鋼消費の減少に伴って下がってきており、数ヶ月前の自動車生産向け熱間圧延鋼材の価格はトン当たり1,200ドルであったが、今では25%減少の900ドルまで低下、7月から平均鉄鋼価格は10%も下げている。
過去数年間の鉄鋼価格は鉄鉱石などの国際コモデティ価格高騰による原料コストの高騰で急上昇していたが、9月の建設用棒鋼は7.0%減少しているにも関わらず、昨年末比では未だに82%も高い。
昨年の世界の鉄鋼消費は前年比6.6%の12億100万トン、今年は6.7%増加の12億8,800万トンの消費が見込まれているが、来年の生産は 6.3%が見込まれていたが、世界の金融市場の大荒れによるリセッション入りで5.3%増加の13億5,600万トンに下方修正されている。
世界最大の鉄鋼会社アルセロール・ミッタルは世界の鉄鋼需要減少でカザキスタンでの鉄鋼生産を30%減少させるが、今年のブラジル国内の消費は建設ブー ム、好調な自動車生産や資本財の販売増加で前年比12.5%増加を見込んでいる。(2008年10月6日付けガゼッタ・メルカンチル紙)