政策誘導金利(Selic)が4月から上昇に転じたにも関わらず、旺盛な内需に牽引されて7月の鉱工業部門の伸び率は前月比1.0%、前年同期比8.5%の大幅増加を記録している。
今年7ヶ月間の鉱工業部門の伸び率は6.6%、過去12ヶ月間では6.8%とそれぞれ大幅な伸び率を記録、7月の資本財の伸び率は前月比1.2%、前年同月比22.3%増加している。
鉱工業部門の60%を占める鉄鉱石や農産物のコモデティ製品などの中間財部門の伸び率が牽引しており、7月の伸び率は前月比1.1%、前年同月比7.5%それぞれ増加している。
また今年7ヶ月間の機械・装置などの資本財部門の伸び率は18.1%、過去12ヶ月間では19.9%それぞれ増加、自動車や家電などの耐久消費財部門の伸 び率13.3%、過去12ヶ月間の伸び率も13.3%伸びたが、7月の伸び率は輸入耐久消費財の急増で前月比マイナス5.2%と減少している。
好調な建設・不動産部門や自動車部門、農産物コモデティ価格の上昇で中間財部門の生産が急増しており、鉄鋼メーカー、セメント、プラスティックや肥料生産用中間財部門が好調に伸びている。
セメント部門は国内消費が急増しているために、輸出用セメントを国内向けに回しており、過去12ヶ月間の国内のセメント消費量は前期比15.1%増加の4,880万トンで記録を更新している。
7月の化学部門は前月比17.8%増加、プラスティック樹脂生産は16.0%、肥料向け中間財生産が18.0%、基礎石油化学部門が25.0%それぞれ増加している。
また7月の粗鋼生産は前年同月比11.5%増加の320万トンで昨年12月の記録を更新、国内向け圧延鋼や棒鋼生産は200万トンで記録を更新している。(2008年9月3日付けエスタード紙)