世界金融危機以前には世界鉄鋼需要を賄うために多くの製鉄所建設計画が進められていたが、世界金融危機後には国内外の鉄鋼需要が大幅に減少して建設計画の見直しを余儀なくされている。
セアラー州ぺセンでは韓国の東国製鋼とヴァーレ社の共同出資で年間600万トンのスラブ生産を予定していたCSP製鉄所建設は先送りを余儀なくされているが、工場建設地の整地は6月まで継続され、製鉄所建設開始は来年になると見込まれている。
上海宝鋼集団とヴァーレ社の共同出資のヴィトリア製鉄所(CSV)建設も今後、関係者が会合を持ってプロジェクトの見直しが行なわれるが、エスピリット・サント州政府は環境ライセンス認可問題からイタぺミリン市など他の地域での建設を要請している。
このプロジェクトは投資総額が100億ドルで上海宝鋼集団が60億ドル、ヴァーレ社が40億ドルを投資して、年産500万トンで2011年からの操業が予定されていた。
年産1,000万トンの鉄鋼生産のマラニャン州内のMearim製鉄所建設プロジェクトは50億ドルの投資が予定されているが、建設計画は環境ライセンス認可されれば、早々に着手されると見込まれている。(2009年1月8日付けガゼッタ・メルカンチル紙)