ブラジル機械・装置工業会(Abimaq)の発表によると、今年初め7か月間の機械・装置部門販売は、国内経済の緩やかな上昇傾向に伴って前年同期比2.4%増加の494億1,000万レアルを記録している。
ブラジル地理統計院(IBGE)発表の今年上半期のGDP伸び率は0.2%増加、中銀の最終フォーカスレポートでは、今年のGDP伸び率は僅か0.8%増加に留まるために、Abimaq工業会エコノミストのクリスティーナ・ザネラ氏は、今年の機械・装置部門販売は年初の予想の5.0%から3.0%前後に下方修正している。
今年7月の機械・装置販売は前年同月比0.9%減少の109億7,000万レアル、今年初め7か月間では、前年同期比8.6%増加の676億6,000万レアルを記録している。
今年7月の輸入機械・装置販売は前年同月比19.9%増加の16億7,000万レアル、今年初め7か月間では、前年同期比10.8%増加の94億5,000万レアルとそれぞれ二桁台の伸び率を記録している。
また今年7月の機械・装置輸出は前年同月比24.1%増加の8億4,624万レアル、今年初め7か月間では3.8%増加の52億7,000万レアル、7月の機械・装置分野の貿易収支は15.9%増加の8億2,880万レアルの赤字を記録、今年初め7か月間では35.6%増加の41億7,000万レアルの赤字を計上している。
今年7月の機械・装置の設備稼働率は、73.9%に留まって2012年~2013年と同等の水準まで減少、過去4年間の経済リセッションで機械・装置業界の売上は2013年よりも30%縮小、2014年以降の業界の従業員は9万人以上が解雇されている。
今年7月の機械・装置の平均受注残は前年同月比11.3%減少、伝統的に平均受注残は6か月分で推移していたが、今では僅か1か月分の受注残の水準まで減少しているとブラジル機械・装置工業会(Abimaq)のジョアン・カルロス・マルケザン会長は憂慮している。
今年7月の機械・装置業界の雇用は前年同期比3.5%増加、機械・装置業界全体の雇用総数は30万8,960人まで減少している。(2019年8月28日付けヴァロール紙)