7月のブラジル国内の鉄鋼生産並びに鉄鋼製品輸入は増加に転じたにも関わらず、鉄鋼製品需要は前年同月比11.6%減少、また前月比でも5.2%減少しているとブラジル鉄鋼院(IABr)では発表している。
今年5月ならびに6月の国内の鉄鋼製品需要は増加しており、今年のブラジル国内の鉄鋼製品需要は12月まで月間消費が150万トン~160万トンで推移すれば1,820万トンに達すると鉄鋼院では予想している。
ブラジルの3大鉄鋼メーカーであるナショナル製鉄所並びにゲルダウ社、ウジミナス社の第2四半期の鉄鋼製品販売実績では景気の底を打ったと判断でき、今後の国内の鉄鋼製品需要の回復が期待できる。
7月の国内の鉄鋼製品生産は前年同月比6.0%減少の270万トンに留まったが、前月比では6.4%増加して昨年10月以降では最高の鉄鋼生産量を記録、しかし鉄鋼製品消費量は生産量を81%上回っている。
7月の国内の鉄鋼製品販売は前年同月比3.3%減少の139万トン、前月比では6.8%減少、鉄鋼製品の海外販売は前年同月比18.2%減少の94万7,200トン、前月比では14.1%減少している。
7月の鉄鋼製品輸入量は国内消費の7.4%に相当する11万1,500トン、今年7か月間の鉄鋼輸入は58.8%下落しているにも関わらず、前月比では20.7%増加している。
今年7か月間の国内の鉄鋼製品需要は前年同期比22.1%減少の1,050万トン、国内販売は13.9%減少の960万トン、鉄鋼製品輸出は3.0%増加の710万トン、鉄鋼製品輸入は63.5%減少の82万2,800トン、鉄鋼製品生産は12%減少の1,760万トンとなっている。(2016年8月22日付けヴァロール紙)