米国の鉄鋼需要が旺盛にも関わらず、ブラジル経済低迷やラヴァ・ジャット作戦問題による大手ゼネコン企業によるインフラ整備に対する民間投資停滞や明確でない経済政策に対する投資家の信頼低下などの影響でブラジル国内の鉄鋼需要は大幅に減少している。
中国を中心とした世界的な鉄鋼需要の減少ならびに鉄鉱石の国際コモディティ価格下落にも関わらず、世界の鉄鉱石生産メジャーは増産を続けているために国際コモディティ価格は低迷を続けている。
ウジミナス製鉄所では今月18日に鉄鋼生産調整のためクバトン製鉄所並びにイパチンガ製鉄所でそれぞれ高炉1基ずつ休止すると発表、ゲルダウ社の第2四半期の純益は前年同期比32.6%と大幅減少の2億6,500万レアルに留まっている。
ゲルダウ社のAndre Gerdau Johannpeter社長は、同社は北米での生産や販売が好調でブラジル国内の不振をカバーしていると説明、第2四半期の鉄鋼製品販売は前年同期比5.6%減少の427万1,000トンとなっている。
第2四半期のブラジル国内マーケットの鉄鋼製品販売は前年同期比20.5%減少の109万1,000トン、レアル通貨に対するドル高の為替で鉄鋼製品の輸出は120.8%増加の47万7,000トンとなっている。
今年上半期の投資額は前年同月比35.4%増加の6億4,800万レアル、上半期の投資総額は66%増加の12億6,000万レアル、今年の投資総額は19億レアルが予定されている。(2015年8月13日付けエスタード紙)