ブラジルの大手工作機械メーカーROMI社は、工作機械並びにプラスティック射出成形機、鋳物関連生産を事業の柱としているが、今年の工作機械販売は昨年並みを予想している。
ROMI社はブラジル国内に9製造工場、ドイツに2製造工場を擁しているが、今年のヨーロッパ経済は未だに停滞している一方で、米国は経済回復中であり、また中国は安定した経済成長を見込んでいる。
今年のブラジル経済は、ワールドカップや大統領選挙など不透明な様子が強くて昨年並みの低調な経済成長に留まると予想しているが、ROMI社では、プラスティック射出成形機の販売増加を見込んでいる。
昨年のROMI社の売上は、6億6,700万レアルと2008年の世界金融危機時の6億9,600万レアル近くまで回復、昨年の純益は136万レアルと2012年の3,800万レアルの赤字から黒字に好転している。
工作機械販売は売上の71%に相当する4億7,600万レアル、プラスティック射出成形機は12%に相当する8,100万レアル、鋳物関連は17%に相当する1億1,000万レアルであった。
レアル通貨に対する昨年のドルの為替は15%上昇したために輸出が好調に推移、売上の83%はヨーロッパ並びに米国、アジア、17%はブラジルを含むラテンアメリカとなっている。(2014年2月18日付けヴァロール紙)