今年下半期のブラジル国内の建材や自動車、トラックなどの製造向け鋼板販売は順調に推移しており、また9月から5%~7%の鋼板価格の値上げでウジミナス社並びにナショナル製鉄所(CSN)、アルセロール・ミッタル社の第4四半期の純益は大幅に増加すると予想されている。
また中国からの輸入鋼板は、レアルに対するドルの為替が大幅に上昇した影響で大幅に減少、ゲルダウ社は8月から熱間圧延鋼生産開始して、価格競争が激化してきている。
ブラジル鉄鋼卸売業者協会(Inda)のカルロス・ロウレイロ会長は、今年9カ月間の鋼板販売は前年同期比3.3%増加、今年の鋼板販売は前年比4%~4.5%増加を予想している。
今年初めの鉄鋼製品販売は前年比6.0%増加を予想、7月には2.0%増加に下方修正されたが、今では5.0%~5.5%増加に上方修正、10月の機械並びに農業機械、砂糖・アルコール工場、建設業向けなどの鋼板や圧延鋼販売は、前年同月比7.0%増加の44万トンであった。
今年の鋼板販売は460万トンが予想されており、鋼板以外の鉄鋼製品販売は1,400万トン、鋼板製品の在庫は2.7カ月に相当する110万トンとなっている。(2013年11月5日付けヴァロール紙)