ブラジル機械・装置工業会(Abimaq)の発表によると、昨年の設備投資用工作機械・装置の売上は、国内経済の停滞による製造業の設備投資が低調に推移したため前年比3.0%減少の800億レアルに留まった。
昨年の製造業の設備稼働率は75.6%と2011年の80.8%から大幅に減少、業界の雇用は1.9%減少の2万5,583人に留まったが、ドル安の為替で機械・装置の輸出が前年比11.2%増加、一方で輸入は僅かに0.9%増加した。
昨年の機械・装置の輸出の大幅増加並びに輸入の僅かな増加で、貿易収支は、前年比5.9%減少の168億2,000万ドルと2004年以来初めて赤字幅が減少している。
連邦政府の一連の経済加速政策の導入並びに社会保障院(INSS)関連の減税、クレジットの拡大、銀行金利の低下、ドル安の為替による輸出増加などの要因で、昨年の業界の売上は、前年比では僅かな減少に留まったとAbimaq工業会のLuiz Aubert Neto会長はコメントしている。
今年のGDP伸び率が3.0%、公共投資が5.0%それぞれ増加すれば機械・装置部門の売上は、前年比5.0%~7.0%増加すると見込まれている。(2013年1月31日付けヴァロール紙)