貿易研究センター財団(Funcex)の調査によると、今年初めの4カ月間の機械・装置の輸出は、ドル高傾向の為替が影響して前年同期比18.5%増加して、国内の販売不振を補っている。
ドル高の為替は輸出価格の4.7%引上げのインパクトを与えており、Metalplan Equipamentos社の輸出は倍増、WEG Equipamentos社の欧米向け輸出は40%増加、しかし、国内販売は資本財の投資が停滞しているため8%の増加に留まっている。
機械・装置メーカー最大手のROMI社の同期の売上は19%減少しているが、輸出は17%増加、ヨーロッパの財政危機問題で揺れているにも関わらず、ヨーロッパ向け輸出が全体の48%を占めている。
ブラジル機械・装置工業協会(Abimaq)の統計によると、今年4カ月間の加盟会社の輸出は、ドル換算で14.8%増加、金融危機前の2008年初めの4カ月間の機械・装置の輸出は39億ドルで過去最高となっている。
テンデンシアス・コンサルタント社では、今年の機械・装置の国内販売は前年比3.7%減少を予想、しかし、輸出量は、ドルの平均為替がR$1.92であれば6%の増加を予想している。
Metalplan Equipamentos社のエジガルド・ヅットラ取締役は、「為替がR$1.5までレアル高となったときでも輸出を中止しなかったために、顧客を失わずに済んだ」とコメントしている。
同社の国内販売は、1年半に亘って不調を続けているが、今年4カ月間の輸出は大幅に増加、ヅットラ取締役は、「為替がR$2.0以上を維持するならば価格競争力が更に高くなる」とコメントしている。
同社の今年4カ月間のパラグアイ向け輸出は130%増加、ラテンアメリカ地域向け輸出は85%増加、開発商工省の統計では、今年4カ月間のラテンアメリカ統合連合(ALADI)向けの資本財輸出は23.8%増加、しかし、保護貿易主義のアルゼンチン向け輸出は23.2%減少している。(2012年6月20日付けヴァロール紙)