紙製品の製造・輸出・リサイクルを主な事業としているクラビン製紙は、68億レアルを投資してパラナ州のチバジ河中流域にパルプ工場建設を予定、この68億レアルの投資額はパラナ州にとっては、民間企業の投資額としては過去最高となる。
クラビン製紙の生産開始後の商品流通サービス税(ICMS)の税収の50%は工場のある市の歳入となるが、残り50%は、誘致合戦に漏れた11市へ均等に分配する事を明記した議定書に、建設候補地の12市長がサインした。
同工場は2014年に操業開始を予定、年間のパルプ生産は、150万トンで同州テレマコ・ボルバ工場の110万トンを上回る。
パルプ原料がユーカリの短繊維パルプ使用の製品としては、事務所向け印刷用紙やトイレットペーパー、またブラジルでは初めて生産される原料が松の長繊維パルプ使用の製品としては、包装紙やおむつが予定されている。
同製紙は、昨年末にチリ資本アラウコ社と共同でフロレスタル・ヴァーレ・ド・コリスコ社を買収、10万7,000ヘクタールの所有地に6万3,000ヘクタールがすでに植林されている。
クラビン製紙の最後の投資は、2008年にテレマコ・ボルバ工場拡張に22億レアルを投資して、生産能力を年産40万トン引上げたものであった。(2012年3月23日付けエスタード紙)