ブラジルダンボール生産者協会(ABPO)は先週、連邦政府が今年の国内総生産(GDP)伸び率を5.0%から4.5%に下方修正したのに伴って、景気のバロメーターとなる今年のダンボールや包装紙販売は前年比5.0%から3.5%の伸び率に下方修正をしている。
昨年のダンボール販売は前年比12%増加の254万3000トン、今年4カ月間の販売は80万8,000トン、月平均20万2,200トンと前年の21万1,900トンから減少している。
4月のダンボール販売は前月比5.94%減少の20万4,800トンに留まったが、実質営業日が2日間、短かったことが販売量の減少につながっている。
ABPO協会ではインフレコストを最終製品への価格転嫁に迫られて6月には8.0%から10%の値上げを予想、ダンボール業界では燃料価格や運賃の上昇によるロジスティックコスト、パルプ原料や化学製品の価格の上昇、労賃の調整などをすでに価格転嫁していた。(2011年5月25日付けヴァロール紙)