ユーカリ短繊維パルプのヨーロッパ市場価格は今年6回目の値上げが6月に予定されており、20ドルから30ドルの値上げで1トン当たり900ドルに上昇すると見込まれている。
最近、長繊維パルプは1トン当たり1,000ドルに値上げされているが、先週、スエーデン資本Sodra社は1トン当たり20ドル値上げをしている。
アラクルース社とヴォトランチン製紙(VCP)が昨年9月に合併して誕生したフィブリア社(Fibria)やスザノ・パペル・エ・セルロース社も値上げに踏み切ると見込まれている。
しかし製紙会社の更なる価格転嫁が難しく、またドル通貨に対するユーロの下落などの要因で今後のヨーロッパ市場のパルプ価格は1トン当たり920ドルが天井と見込まれているために、年末まで再度の値上げは行われないと市場関係者は予想している。(2010年5月13日付けヴァロール紙)