世界経済の回復に伴ってパルプの生産は増加傾向が予想、しかしブラジル国内ではティッシュや包装紙の需要増加は期待できるが、その他の製紙の消費が停滞しているために、製紙部門の増産プロジェクト再開は留まっている。
今年、二桁の国内総生産の伸び率や所得が増加している中国の製紙部門は500万トンから600万トンの増産が見込まれるために、パルプの輸出は期待できる。
昨年の南米最大の製紙生産のスザノ製紙のパルプ生産は全体の40%、製紙は60%で製紙生産は110万トンであったが、新規のパルプ工場の操業開始でパルプの生産が全体の60%に達する見込みとなっている。
ブラジルの製紙・パルプの生産は940万トンで世界ランク11位、トップは米国、中国が8,000万トンで2位、しかし国内消費の大幅増加で米国に肉薄してきている。(2010年4月19日付けヴァロール紙)