ラ・ニーニャ現象の影響を受けてブラジル南部地域では旱魃、北東地域では大雨が発生している影響で、今年の穀物生産は前年比7%減に相当する1,000万トンの減産の1億3,415万トンに留まると国家配給公社(Conab)は予想している。
南部地域でも最も酷い旱魃の影響を受けているパラナ州の穀物生産は17%に相当する530万トンの減産、南マット・グロッソ州では14%に相当する123万トンの減産が見込まれている。
また大雨続きで洪水被害が蔓延しているバイア州やマラニャン州では75万トンの減産が見込まれており、南部地域ではトウモロコシ、北東地域では大豆の大幅な減産が見込まれている。
今年のトウモロコシ生産は前年比15%減の4,988万トンが予想されているが、800万トンの輸出余力があるにも関わらず、レアル高の為替が障害になる予想されており、大豆は4.8%減の5,713万トン、原綿は26%減の119万トン、米は5.7%増加の1,274万トン、小麦は47%増加の600万トンが見込まれている。{2009年6月9日付けヴァロール紙}