中西部地域の2008/2009年度の穀物作付け開始を前に、銀行からの農家へのクレジット縮小により、作付け用の化学肥料や農薬などの消費財購入が影響を受けると見込まれている。
配給公社(Conab)では来年の穀物収穫は1億4,455万トンを見込んでいるが、クレジット縮小で収穫の5.0%に相当する720万ヘクタールへの化学肥料や農薬購入に支障が出ると見込まれている。
今後30日以内の消費財購入のクレジットが出ないと生産性に大きな影響を及ぼすと予想されているが、中銀が強制供託金の預金率を低下して55億レアルを穀物作付けへのクレジット用に回るように計画している。
大豆生産の30%、綿花生産の50%を占めるマット・グロッソ州では、地元の銀行は農家に昨年のクレジットの全額支払いを新しいクレジット開設の条件にしている。
今年の3月の大豆の国際コモデティ価格はブッシェル当たり14ドル、ヘクタール当たりの栽培コストは700ドルであったが、今では大豆価格は9ドルまで低 下しているが、栽培コストが800ドルに上昇しているために、銀行からのクレジット縮小は明らかとなっている。(2008年10月20日付けエスタード 紙)