ブラジルの農産物輸出の代表格である大豆の9月19日のシカゴの国際コモデティ価格は1トン当たり今年上半期の平均価格499ドルから14.8%下落の425ドルまで下落しているが、8月以来のドル通貨は17.3%上昇して相殺している。
下落を続ける農産物の国際コモデティ価格に対して、国際金融市場が大荒れの現在、投資家は安全なアメリカ国債購入に動いているために、今後の価格上昇の見 込みは少ない。またブラジルのアグロビジネスの黒字収支は500億ドルであるが、来年は5.0%から10%低下すると見込まれている。
今 年上半期の大豆油の平均価格は1,304ドルであったが、9月19日には1,044ドル、トウモロコシは226ドルから220ドル、小麦343ドルから 271ドル、綿花1,577ドルから1,378ドル、コーヒー豆3,078ドルから3,019ドル、オレンジジュースは2,633ドルから2,065ドル とそれぞれ下落しているが、唯一砂糖のコモデティ価格は262ドルから300ドルに上昇している。
ドル通貨がR$1.60の場合、ロジス ティック整備の遅れているマット・グロッソ州での大豆生産の純益は6.0%であるが、R$1.80になれば純益は25%に上昇、ロジスティック整備が進ん でいるパラナ州では40%から59%に跳ね上がる。(2008年9月22日付けガゼッタ・メルカンチル紙)