世界最大の食肉加工の米国資本タイソン・フーズが2億ドルを投資してサンタ・カタリーナ州のマセード農工、イタイオポリス養鶏場(Avita)、パラナ州のフランゴブラスを買収して鶏肉市場に参入する。
ブラジルの鶏肉生産は米国、中国についで世界3位にランクされており、一人当たりの年間消費量は37キログラムであるが、今後は安定した経済成長や中産階級の増加などで鶏肉消費が伸びると予想されている。
マセード農工は日産17万6,000羽を加工、Avita養鶏場及びフランゴブラスの一日当たりの養鶏生産はそれぞれ32万羽に増産する予定である。
米国からヨーロッパへの加工鶏肉輸出は生産方法の相違から制限があるために、ブラジル進出を足がかりにヨーロッパや世界各国への進出が可能となり、さらにブラジルでの食肉生産は価格競争力があるために収益率向上につながる。
ブラジルでの加工鶏肉の目標生産量である80万羽に達すれば、タイソン・フーズの世界生産の15%を占める一大拠点となり、また輸出拠点としても重要視されている。(2008年9月19日付けエスタード紙)