国際パルプ価格が好調に推移していたが、米国のパルプメーカーは9月から長繊維パルプ価格をトン当たり15ドル前後下げるために、ブラジル産ユーカリのパルプ価格の引下げが余儀なくされる。
下半期のユーカリのパルプ価格は鉄鋼などの他のコモデティと違って需要がそれほど大きくないために、トン当たり30ドル引下げが予想されており、4月の ユーカリパルプはヨーロッパではトン当たり840ドル、アジア780ドル、北米では865ドル、ブラジル産パルプはドル安の為替を補うために今年はすでに 2回値上げされていた。
またインドネシアのパルプメーカーが熱帯雨林伐採問題で減産を強いられていたが、中国向けに輸出を再開、またスザノ製紙の増産や昨年末からウルグアイで操業を開始したボトニア製紙からのパルプ供給も価格低下を招いている。(2008年8月29日付けヴァロール紙)