昨年9月に為替デリバチブで7億6,000万レアルの巨額の評価損を計上したサジア社の経営状態が芳しくなく、資金繰りに困難を極めているために、競合会社のペルジガン社との合併話を進めていることがヴェージャ誌で報じられている。
サジアは早急な資金調達のために、投資ファンドに同社への20%の資本参加を呼びかけているが、現在の世界金融危機ではファンドも資金繰りに困難をきたしているために、経営状態が良好なペルジガン社に話を持ちかけている。
両社の合併は海外での事業展開にはポジチブな面も多いが、重複するオペレーションが多いために、マイナス面も否定できない。
2年半前のブラジルの食品工業界は破竹の勢いで業績を伸ばし、買収や合併劇で更に事業を拡大していて、サジア社もペルジガン社に37億レアルでの買収を仕掛けていた。
サジアはペルジガンの買収で米国のタイソン・フーズと世界市場で対等に戦える見込みであったが、ペルジガン社の大株主であるブラジル銀行の年金ファンドのPreviが買収を拒否した。
買収劇から免れたペルジガンはBatavoやElevaを買収して酪農製品部門に進出、今ではサジアよりもサンパウロ証券取引所の時価総額が大きくなっている。(2009年3月17日付けエスタード紙)