ヴォトランチン・グループはアラクルースを傘下に収めるために、28%の株式を所有するLorentzen一家に27億レアルを支払うが、更にサフラ一家からも所有株式を買い取る。
BNDES銀行はアラクルース並びにヴォトランチン・パルプ(VCP)に資本参加、ヴォトランチンへの融資では同社の社債を24億レアルで引き受けるが、アラクルースへの資本参加率は26%に増加するがヴォトランチンはトップの29%を占める。
アラクルースを傘下に収める新VCP社は北米の紙・パルプ市場の27%、ヨーロッパ市場の44%を占め、売上げは70億レアルが見込まれている。
昨年アラクルースは為替デリバァチィブで21億8,000万ドルの損害を被り、またパルプの国際コモデティ価格は35%下落、パルプの国際需要が減少しているにも関わらず、買収価格は昨年の交渉価格を維持していることに市場関係者は注目している。
今月、ヴォトランチン・グループはブラジル銀行にヴォトランチン銀行の50%近くを譲渡、昨年10月には傘下のバイオテクノロジー企業Alellyx Cana とVialisをモンサントに譲渡、CPFL電力の14.2%の株式を20億レアルで買い手を探している。
同グループは製鉄・金属部門、セメント、パルプ並びに果汁部門に投資を優先するために、事業の再編成を果敢に進めている。(2009年1月21日付けエスタード紙)