ブラジル穀倉地帯からの穀物輸出に対して、輸送コスト並びに輸送時間短縮が可能となる北部回廊経由のパラー州並びにマラニョン州港湾経由の大豆輸出は、拡大を続けている一方で、南東部並びに南部港湾経由の大豆輸出が減少傾向となっている。
2018年第1四半期の穀倉地帯マット・グロッソ州から国道163号線経由のトラック輸送によるパラー州バルカレナ港並びにサンタレン港、マラニョン州イタキ港並びにサンルイス港からの大豆輸出が増加してきている。
今年第1四半期のバルカレナ市ヴィラ・デ・コンデ港からの大豆輸出は、前年同期の995万トンから約30%増加の126万トンに達しており、ヴィラ・デ・コンデ港では、Bunge社並びにAmaggi社、Hidrovias do Brasil社、 ADM社、 Glencore社がそれぞれ年間500万トンの輸出貨物処理能力を擁するターミナルを運営している。
また今年第1四半期のパラー州サンタレン港の大豆輸出は、昨年同期の78万2,700トンから88万4,500トンに増加、前記同様にマラニョン州イタキ港は、86万7,200トンから92万1,400トンに拡大している。
マラニョン州イタキ港では、穀物ターミナルの陸上施設や生産地と港を結ぶ鉄道、内陸ターミナルの穀物貯蔵施設と荷役システムを擁するAmaggi社並びに Louis Dreyfus Company社、Zeh-noh 社、CGG 社、Glencore社 、NovaAgri社がコンソーシアムを組んでいるTegram社並びにVLI社が殆どの大豆輸出を取扱っている。
しかし今年第1四半期のサンパウロ州サントス港の穀物輸出は、前年同期の688万トンから684万トン、前記同様にパラナ州パラナグア港は、330万トンから281万トンとそれぞれ減少して地盤沈下してきている。
パラナ州パラナグア港では、穀倉地帯の中西部地域からの穀物輸出が減少する一方で、パラナ州並びに南マット・グロッソで生産される大豆派生品の輸出比率が拡大してきている。
2017年第1四半期のサントス港からの大豆輸出は688万トンであったが、2018年第1四半期は684万トンに減少、前記同様にパラナグア港は330万トンから281万トンに減少、サンフランシスコ港は114万トンから85万トンに減少している。
また前記同様にヴィトリア港は67万トンから71万トンに増加、イタコアチアラ港は75万トンから79万トンに増加、イタキ港並びにサンルイス港は87万トンから92万トンに増加、リオグランデ港は150万トンから188万トンに増加、サンタレン港は78万トンから99万トンに増加、アラツ港並びにコテジッペ港は34万トンから28万トンに減少、インビツーバ港は29万トンから22万トンに減少している。(2018年4月18日付けヴァロール紙)