Fibria社の南マット・グロッソ州トレス・ラゴアパルプ工場の新しい増産計画で、パルプ生産能力に近づけば数年後には、年間800万トンのユーカリ材の短繊維パルプ生産に達して、世界の短繊維パルプのマーケットシェア20%を占めると見込んでいる。
今年8月のFibria社のパルプ生産能力は年間530万トン、グループ傘下のクラビン製紙の短繊維パルプ生産は年間90万トン、新たなトレス・ラゴアパルプ工場のHorizonte2プロジェクト開始で日産5,500トン、年間195万トンの短繊維パルプ生産が可能となる。
年間800万トンの短繊維パルプ生産でFibria社の世界のマーケットシェアは20%に達して世界トップとなり、短繊維パルプの国際コモディティ価格決定で大きな影響力を発揮すると予想されている。
トレス・ラゴアパルプ工場Horizonte2プロジェクトでは、2018年の生産能力は175万5000トン、2019年は185万トン、2020年には195万トンに達すると予想されている。
ブラジルは気候に恵まれて針葉、広葉樹林とも成長が早いためにパルプ生産では非常に競争力があり、北米での針葉樹林のパルプ生産は15年から18年かかる一方でブラジルでは6年で生産が可能、1トン当たりの生産コストは、僅か116ドルで世界トップレベルとなっている。(2017年10月6日付けヴァロール紙)