昨日、ミッシェル・テメル大統領並びにブラウリオ・マジ農務相列席の元で“2017/2018年度収穫プラン”を発表、テメル大統領は、低金利の総額1,902億5,000万レアルに達するクレジット提供を約束している。
“2017/2018年度収穫プラン”向けの総額1,902億5,000万レアルに達するクレジット提供は今年7月から開始、クレジットの大半は、次期の穀物生産向けクレジットであり、2017/2018年度の穀物生産は、2億3,500万トン~2億4,000万トン予想で記録更新すると予想されている。
2017/2018年度収穫プラン向けの総額1,902億5,000万レアルに達するクレジットのうち1,502億5,000万レアルは、農業生産並びに生産販売向けクレジット、そのうち1,162億5,000万レアルは連邦政府による固定金利のクレジット、340億レアルは投資関連銀行による自由金利クレジットとなっている。
今年の農業投資向けクレジットは、昨年の340億5,000万レアルから381億5,000万レアルに増加、中小規模企業向けクレジットは150万レアル、大規模農家向けクレジットは300万レアルが上限となっている。
また今年の穀物生産農家向けクレジットの返済期限は昨年の24カ月から14カ月に縮小されている。サイロ建設・拡張向けクレジット枠総額は16億レアル、イノベーションプログラム向けクレジット総額は、12億6,000万レアルで金利はそれぞれ6.5%に設定されている。
今年の農業生産・設備機器投資向けクレジット金利は、2016/2017年度収穫プランの8.5%~9.5%から7.5%~8.5%に引き下げられている。また中小規模農家支援プログラムの217億レアルに達するクレジット金利は、7.5%に引き下げられている。
ブラジル農牧連合(CNA)のジョアン・マルティンス会長は、「連邦政府が今年のインフレ指数を3.5%、年末のSelic金利を8.5%と発表しているのであれば、農業生産者向け金利は、4.5%~4.7%まで引き下げなければならない」と指摘している。
2017/2018年度収穫プランによる総額1,902億5,000万レアルのクレジット及び1.0%の金利引き下げは、農業生産者にとっては不十分かもしれないとブラウリオ・マジ農務相は、農業生産者の抗議に理解を示している。
しかし「木を見て森を見ず」という諺ではないが、農業生産者で農務大臣の私は“木しか見ていない”が、連邦政府は“森を見ている”と連邦政府の苦しい財政にも関わらず、最大限の農業者支援をブラウリオ・マジ農務相は擁護している。(2017年6月8日付けエスタード紙)