昨日3月9日に発表された国家配給公社(Conab)の2016/17年度の最終穀物生産予想では、エルニーニョ現象で北東部地域は旱魃などの天候異変の大きな影響を受けた2015/16年度の穀物生産1億8,661万トンを19.5%上回る2億2,290万トンに達すると上方修正されている。
国家配給公社(Conab)が発表した2016/17年度の最終穀物生産予想2億2,290万トンは、大穀倉地帯を抱えるマット・グロッソ州の異常降雨にも関わらず、2月の予想を380万トン上方修正されている。
またブラジル地理統計院(IBGE)の2016/17年度の穀物生産予想は、昨年よりも穀物の生産性が大幅に上昇すると見込まれて2億2,420万トンと国家配給公社(Conab)の予想を上回っている。
2015/16年度はエルニーニョ現象の影響を受けて1ヘクタール当たりの穀物生産は3,199キログラムに留まったが、2016/17年度の穀物生産は、穀物栽培に適した降雨予想で3,715キログラムに達すると予想されている。
ブラジルの穀物生産を牽引する2016/17年度の大豆生産は、前年比12.8%増加の1億760万トン、国家配給公社(Conab)は2月の予想よりも200万トン上方修正、しかし大豆生産者で構成されるAprosoja Brasil協会では、2015/16年度の大豆生産は、マット・グロッソ州の異常降雨の影響を受けて1億トンを下回ると予想している。
また国家配給公社(Conab)では、2期作目の植え付けを開始したトウモロコシ生産は、5,860万トンと2015/16年度の同期のトウモロコシ生産を46.7%上回ると予想、2016/17年度のトウモロコシ生産は、前年比33.7%増加の8,896万トンを予想している。
国家配給公社(Conab)による昨日発表の2016/17年度の最終穀物生産は、2億2,290万トン予想、2015/16年度の穀物生産は1億8,661万トン、前記同様に棉生産は144万3,000トン、128万9,000トン、米生産は1,196万6,600トン、1,060万3,000トン、フェジョン豆生産は327万4,000トン、251万3,000トンとなっている。
前記同様にトウモロコシは8,896万万トン、6,653万1,000トン、大豆生産は1億760万トン、9,543万5,000トン、小麦生産は564万9,000トン、672万7,000トン、その他の穀物生産は3,991万1,000トン、351万3,000トンとなっている。(2017年3月10日付けヴァロール紙)