今年の半乾燥地帯のセラード地域が例年以上の少ない降雨の影響を受けて、トウモロコシを中心とした穀物生産が大幅に減少するとブラジル地理統計院(IBGE)のシステム的農業生産調査(LSPA)では予想している。
ブラジル地理統計院(IBGE)のシステム的農業生産調査(LSPA)によると、今年のブラジル国内の穀物生産は、前年比9.8%減少の1億8,900万トンに留まって昨年の2億940万トンから約2,000万トンの減少が見込まれている。
今年の穀物生産が1億8,900万トンに留まれば1996年に記録した前年比13.3%減少に次ぐ大幅な落ち込みを記録、前年比2,050万トンの減少は統計を取り始めた1975年以降では最大の収穫減少幅を記録する。
6月の大豆生産は前月比1.5%減少、7月の大豆生産は前月比3.0%減少が予想されており、今年の大豆生産は前年比0.9%減少の9,630万トンに留まると予想されている一方で、トウモロコシは昨年の8,550万トンから20.5%の大幅減少で僅かに6,790万トンに留まると予想されている。
今年1期目のフェジョン豆の収穫量は前年同期比8.4%減少の130万トン、2期目のフェジョン豆の収穫量は12.5%減少の110万トンを予想、3期目のフェジョン豆は1.0%増加が予想されている。(2016年8月10日付けエスタード紙)