ブラジル段ボール協会(ABPO)の発表によると、今年第1四半期の経済活動の指標となる段ボール箱関連販売は、昨年初めから継続する経済リセッションが底を打つほど低調に推移していたにも関わらず、4月から今年初めて回復傾向を示している。
今年第1四半期の段ボール箱販売は前年同期比5.32%減少の77万5,495トンに留まっていたが、4月の段ボール箱販売は前年同月比0.83%増加の27万2,040トンと回復傾向となっている。
また今年初め4か月間の段ボール箱販売は前年同期比3.8%減少の104万8,000トンを依然として低調に推移しているが、今後は徐々に回復して今年の段ボール箱販売は前年比0.50%~1.0%減少に留まると予想、昨年の段ボール箱販売は前年比3.08%減少の332万トンであった。
今年初めブラジル段ボール協会では、インフレ指数を下回る5.0%~6.0%の値上げを実施したにも関わらず、4月の段ボール原材料価格は前年同期比40%と大幅に値上がりをしている。
Klabin製紙のファービオ・シュヴァールツマン専務は、段ボール箱の原材料価格上昇でリサイクル比重を引上げる必要があると説明、またレアル通貨に対するドル高の為替で輸出用の段ボール箱需要に期待していると説明している。(2016年5月10日付けヴァロール紙)