中国の最大手穀物商社の中糧集団有限公司(COFCO)は、積極的な企業買収でブラジルの穀物輸出で頭角を現してきており、世界穀物商社大手のブンゲ社並びにカーギル社、ADM社と穀物輸出で競合してきている。
中糧集団有限公司は2014年にオランダ農産物・コモディティ貿易大手Nideraに30億ドルを投資して51%の株式を取得、また香港来宝集団(Nobleグループ)傘下の来宝農業有限公司の株式49%を2015年3月に取得、今後数か月間以内に65%まで引き上げる。
中糧集団有限公司傘下のCofco Agri社は、昨年はブラジルの大豆派生品輸出の45%に相当する荷扱いを記録、Cofco Agri社はSinograin 社並びにChinatex社と共同で年間2,500万トンの大豆派生品の輸出能力を擁して中国の国内需要の1/3に達する。
Cofco Agri社はADM社から穀物担当の2名の幹部を引き抜いて経営陣に抜擢、また穀物輸出国を中心に7カ所の港湾ターミナル、10カ所の植物油工場、21カ所の穀物保存倉庫、4カ所の砂糖・エタノール工場、4カ所のコーヒー保存倉庫を擁している。
Cofco Agri社はマット・グロッソ州ロンドノポリス市にバイオ燃料工場を擁しており、またアルゼンチンや南アフリカでもバイオ燃料工場を擁している。ブラジルのサントス港湾にターミナルを所有、穀物生産国のアルゼンチンやオーストラリア、ウクライナでの港湾ターミナルを所有している。(2016年4月25日付けヴァロール紙)