2015年の農畜産製品輸出は、農畜産の国際コモディティ価格減少が牽引して前年比8.8%減少の882億ドルに留まったと通産開発省通商局(Secex)では発表している。
ブラジル農畜産協会の発表によると、2015年の農畜産製品の輸出総額は輸出全体の31.2%を占めて2014年の29.2%から2.0%上昇、農畜産製品の輸入総額は前年比21.3%減少の130億ドル、貿易収支黒字は6.4%減少の750億ドルを記録している。
昨年の農畜産輸出は大半の農畜産関連品目の国際コモディティ価格が減少したにも関わらず、ドル高の為替がコモディティ価格減少をカバーしたとブラジル農牧連合(CNA)では説明している。
昨年の大豆派生品の輸出総額は前年比11.0%減少の279億ドル、そのうち大豆は9.8%減少の209億ドル、大豆油は2.0%増加の11億ドル、食肉輸出は15.5%減少の147億ドル、砂糖・エタノール輸出は17.7%減少の85億ドル、コーヒーは7.6%減少の61億ドルとなっている。
前記同様に木材関連輸出は前年比3.8%減少の99億ドル、昨年の中国向け農畜産製品輸出比率は全体の24.1%と前年の22.8%から上昇、今年の農畜産輸出は前年比2.0%増加の899億ドルが予想されている。
また今年の食肉輸出は、中国並びにサウジアラビアの食肉輸入再開並びに輸出比率の50%以上を占めるロシア向け食肉輸出の拡大が期待されている。(2016年1月12日付けヴァロール紙)