経済活動の指標となる段ボール販売は第3四半期から減少に転じており、年末まで減少傾向は継続するとブラジル段ボール協会(ABPO)のセルジオ・リバス副会長は予想している。
ブラジル段ボール協会(ABPO)の年初の予想では、今年の段ボール販売は前年比2.5%減少を予想していたにも関わらず、現在では今年の国内総生産(GDP)伸び率の下方修正に伴って3.5%減少と大幅な下方修正を余儀なくされている。
10月の段ボール箱販売は前年同月比4.42%減少の30万2,141トン、9月は4.47%減少、今年初め10か月間の販売は3.33%減少の277万1,000トンと国内経済の停滞を反映した数字となっている。
ブラジル包装協会(Abre)では、今年の段ボール箱並びに包装紙、プラスティック容器、ガラス容器などの包装資材の生産は、年初予想の前年比1.5%減少から3.0%減少に下方修正を余儀なくされている。
2016年の段ボール生産はドル高の為替の影響で食肉を中心に輸出増加に伴って増加する可能性はあるが、経済リセッションに陥っている国内販売は期待できない。
インフレ指数上昇に伴って段ボール生産のための人件費コストが上昇、電力料金値上げや消費財の価格上昇などの要因で、段ボール価格への転嫁を余儀なくされるとセルジオ・リバス副会長は説明している。(2015年11月18日付けヴァロール紙)