セルジッペ州のカルナリッタプロジェクトでのカリウム鉱の年間生産は120万トンが見込まれており、30年間で170億ドルに達するカリウム鉱の輸入減少に結びつくと予想されており、ブラジルにとっては肥料の貿易収支改善に結びつく。
しかしカルナリッタプロジェクトはカペ―ラ市並びにジャパレツーバ市との間で商品流通サービス税(ICMS)の徴収でもめているために、カリウム鉱の開発が大幅に遅れている。
ブラジルは肥料の三要素である窒素並びにリン酸、カリウムの70%を輸入に依存、特にカリウム鉱の輸入は90%に達しており、国際コモディティ価格の変動や中国を筆頭に資源確保競争にさらされていたが、今後はカリウムの安定供給が可能となる。
昨年のブラジルの肥料輸入は、前年比10.6%増加の2,161万9,000トンに達して国内の肥料消費の70%に達しており、輸入金額は、前年比3.51%増加の88億8,500万ドルに達している。
全国肥料協会(Anda)の発表によると、2018年の肥料輸入は130億ドルに達すると予想されているが、ブラジル国内の肥料生産プロジェクトが順調に進めば2018年には900万トンで45億ドルの輸入削減が可能となる。
Vale 社並びにMbAC社、 Galvani社はリン酸プロジェクトを擁しており、これらのプロジェクトが軌道に乗ればリン酸の輸入は最大50%削減することが可能となり、貿易収支の大幅な改善に結びつく
Galvani社は、ミナス州セーラ・ド・サリトレ並びにセアラー州サンタ・キテリアのリン酸のプロジェクトが生産開始すれば年間300万トンの生産が可能となる。(2014年4月28日付けヴァロール紙)