国道BR163号線沿いの農地を中心に、北部地域並びに穀倉地帯の中西部地域の昨年の平均農地価格は他の地域よりも大幅に上昇、今後はパラー州からの穀物輸出が道路民営化コンセッションの進展に従って、更に上昇すると予想されている。
昨年の北部地域の平均農地価格は25%上昇、中西部地域は18%上昇して、ブラジルの平均農地価格の15%増加を大幅に上回っており、南部地域の農地価格は17%、南東部地域は10.8%であった。
中西部地域の穀物は2,000キロメートル離れたサンパウロ州サントス港並びにパラナ州パラナグア港から輸出されているが、国道BR163号線の民営化コンセッションで道路の整備が進めばパラー州からの穀物輸出が可能となり、大幅な輸送コスト削減につながる。
昨年のパラー州サンタレン市の農地価格は51%上昇、昨年1月の1ヘクタール当たりの農地価格は2,576レアルであったが、12月には3,900レアルまで急上昇している。
ブラジル最大の大豆栽培のマット・グロッソ州からパラー州ミリチツーバ市間の182キロメートルの国道の舗装は2015年までに完成が予想されており、舗装道路が完成すればミリチツーバ港からタパジョー河でサンタレン港まで水上運送、その後はアマゾナス河を経由してパラー州ヴィラ・デ・コンデ港から穀物を輸出することが可能となる。
またマラニョン州並びにピアウイ州、トカンチンス州、バイア州の4州で形成される“Mapitoba”地域では、トウモロコシ並びに大豆、綿花の栽培が盛んにおこなわれている影響で農地価格の上昇が続いており、昨年のピアウイ州ウルスイ市の農地価格は24%上昇の8,500レアル、トカンチンス州ポルト・アフォンソ市の農地価格は23%上昇している。(2014年3月10日付けエスタード紙)