スザノ製紙・パルプは、マラニョン州インペラトリス工場が操業開始する今年最終四半期にはブラジルのフィブリア社並びにインドネシア資本のApril社に次いで、年間440万トンの紙・パルプを生産する世界3位のメーカーにランクアップする。
スザノ製紙・パルプは、リーマンブラザーズ証券が破たんして世界金融危機を巻き起こした2008年にインペラトリス工場の建設を予定していたにも関わらず、世界的な需要減少で計画が先送りされていたが、60億レアルを投資したインペラトリス工場の90%がすでに完成している。
昨年のスザノ製紙・パルプの売上は22億レアルであったが、インペラトリス工場での紙・パルプが生産開始される2014年の売上は、約2倍の42億レアルが見込まれている。
2008年の世界金融危機前のヨーロッパ向けパルプの1トン当たりの価格は、840ドルであったが、世界的な需要の減少で1年後の価格は500ドルまで減少、2014年にはウルグアイでパルプ工場を建設しているチリ資本のArauco社 並びにフィンランド資本のStora Enso社が共同で出資しているパルプ工場も生産開始を予定している。
スザノ製紙・パルプのアジア向けパルプの輸出は、紙の消費が年間1人当たり2.7キロの中国を中心にバイア州のムクリ工場から出荷、インペラトリス工場で生産されるパルプは、主に米国並びにヨーロッパ向けに出荷される。(2013年8月3日付けエスタード紙)