ヨーロッパの債務危機や米国の景気停滞などの影響で、第1四半期のサンパウロ平均株価(Ibovespa)は大幅に落ち込んでいるにも関わらず、農畜産関連の株価は順調に推移している。
サンパウロ証券取引所(Bovespa)に上場している農畜産関連企業15社のうち11社の第1四半期の株価が上昇しており、純益が10億レアルを超える企業では、Itambé S.Aに50%の資本参加を発表したヴィゴール食品の第1四半期の株価は33.3%上昇している。
今年1月に海外で5億ドルの資金調達をした食肉メーカーのミネルヴァ・フーズの第1四半期の株価は16.5%、8億5,000万ドルを調達したJBS社の株価は13.3%、 BRF社の株価は6.22%とそれぞれ大幅に上昇している。
第1四半期で最も株価が上昇した農畜産関連企業はアグレンコ社の141.67%、2008年に会社更生法を申請して、マット・グロッソ州のアルト・アラグアイア市並びに南マット・グロッソ州のカアラポ市の農場を放出する予定であったが、3月にサンパウロ州司法裁判所がこの2農場の放出に対して中止命令を出し、4月末までに新たな会社更生に関するプラン提出を命じていることなどが株価の値上がりにつながっている。
米国で食肉を生産しているJBS社にとって、日本政府が米国産食肉の輸入規制を緩和したことや3月に格付け会社ムーディーズが格上げしたことも同社の株価の上昇につながっている。
しかしMarfrig社は負債の上昇並びに昨年の第4四半期の収益が2億8,420万レアルの赤字を計上した影響で、第1四半期の株価はマイナス0.47%を記録、特に決算を発表した3月28日の株価は5.1%下落している。(2013年4月8日付けヴァロール紙)
