今後数年間に砂糖・エタノール生産の90%を占めるサトウキビ栽培の中心地帯であるブラジル中央部地域並びに南部地域の全体の約20%の砂糖・エタノール工場は、負債で閉鎖に追い込まれるとサンパウロ州サトウキビ加工業者連合(Unica)では予想している。
この地域の砂糖・エタノール工場は330カ所あるが、そのうち今後数年間に60工場が2008年の世界金融危機の影響で、砂糖・エタノール価格の下落や負債に対する金利上昇などの要因で、負債の返済で圧迫されている。
過去5年間に36工場は負債の返済を達成したにも関わらず、43工場は倒産に追い込まれており、サンパウロ州のフロリダ・パウリスタ市のFlooralco社は、昨年12月に操業停止を余儀なくされ、約2,000人の従業員は、12月のサラリー並びに第13サラリーをいまだに受取っていない。
Flooralco社の負債は2億ドル以上に達しており、米国資本の商社Lanetrade社は1億4,800万ドルでの買収を提案しているが、債権者側の同意が必要となっている。
2011/12年度のこの地域のサトウキビの生産は4億9,300万トン、砂糖・エタノール工場負債総額は520億レアル、2012/13年度のサトウキビの生産は5億3,100万トン、砂糖・エタノール工場負債総額は560億レアルが予想されている。(2013年2月18日付けエスタード紙)