ブラジル地理統計院(IBGE)の予想によると、今年の米国の穀倉地帯の旱魃で大豆並びにトウモロコシの国際コモディティ価格が高騰しているが、来年もコモディティ価格が高値を維持すると予想している。
来年の大豆並びにトウモロコシの国内の作付面積は綿花の転作などの要因で増加すると予想されており、来年3月に収穫期を迎える西部地域のトウモロコシ並びに大豆、コーヒー、サトウキビ、オレンジなどの農産物生産は、今年を7.0%上回る2570億レアルに達すると予想されている。
来年の大豆生産は今年よりも132億レアル増加、トウモロコシも39億レアル増加すると予想、マット・グロッソ州の大豆生産はブラジル全体の7,850万トンの1/3に相当、また来年3月に収穫予定の大豆の60%は既に売買が成立している。
Safras&Mercados社の調査によると、今月初めの来年3月収穫の大豆の46%はすでに売買が成立しているが、昨年同時期の成約率は30%であった。
今年の大豆60キロ袋の価格は24ドルと過去の平均取引価格18ドルから20ドルを大幅に上回っており、トウモロコシ価格は32ドルから33ドルと例年の平均取引価格26ドルから27ドルを上回っている。
しかし2008年の世界金融危機後のコーヒーの価格は、先進国の需要の減少に伴って低迷しており、今年5ヶ月のミナス州南部での取引価格は560レアルと30%も大幅に減少している。(2012年10月28日付けエスタード氏)