50年ぶりの大旱魃に見舞われているブラジルの北東地域では、2013年2月まで旱魃が続くために農畜産部門の被害が拡大すると予想、また昨年末からラ・二-ニャの発生に伴う降雨不足の南部地域の被害も増加してきている。
4月の北東地域の旱魃による緊急事態宣言が発令された都市は458市であったが、今では996市に拡大しており、穀物並びに食肉、乳製品、エタノールなどの被害総額は260億レアルに達すると予想されている。
昨年のバイア州の牛乳生産は12億リットルであったが、今年の乳製品生産は50%減少を予想、また農畜産部門の被害は10億レアルで85%は畜産関連の被害と予想されている。
セルジッペ州で家畜用の飼料並びに水不足で農畜産の生産が40%減少すると予想、畜産並びに穀物、エタノールの被害はすでに2億レアルに達している。
南大河州の大豆生産は48%、トウモロコシ生産は44%とそれぞれ減少、小麦の作付面積は例年の半分以下となっており、パラナ州の旱魃の被害は38億レアルに達している。(2012年6月12日付けヴァロール紙)