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時事論評 EFEITO CONTR沢IO( 外準の功罪 ) 2007/06/22

 中銀がドル買いをすれば、レアル切り下げの介入につながる(つまりドル価を上げるということである)― これは正か、否か。少なくとも議論の価値はあるだろう。この場合、常識に頼り需要・供給の法則を盲目的に適用するだけではだめなのである。反対の効果を認めざるを得ない十分な理由が存在するからだ。すなわち、ドルを購入し外貨準備高を増やす事は、逆にドルレートの引き下げに貢献しているということである。幾つかの理由を分析してみよう。

1)安定な状況を作り上げる
外貨準備高は2004年度の520億ドルから現在、約1.450億ドル位まで急激に増加した。この蓄積強化により中銀の為替介入幅が増えたのである。もし、突発的な対外ショックにより外貨需要が著しく増えた場合、中銀はボラティリテーを防ぐ為のドル売り条件を既に備えている事になる。これによって経済の先行きの見通しが容易になり、外国投資家にとって有利に作用する結果、さらにドルの流入が加速して行くという事だ。

2)リスクの低下
2004年12月、ブラジルのカントリーリスクは377ポイントであった。現在は140ポイントである。ドルの買い上げはブラジルの対外債務決済能力の懸念を払拭、イメージ改善に大きく貢献した。対外債務の利息を減少するだけでなく、外国直接投資を誘いドルの流入が逆に増えるという図式になっている。
 
3)投資グレイドの引き上げを早める
外貨準備高が対外債務額を超えた場合、ブラジルは債務国から債権国になった事を意味し、これは現在なりつつある状況だ。本コラムでも前日挙げたようにこの状況は、投資グレイドの引き上げを早め、それがまたさらにドルの流入を促している。

4)金利の引き下げ
前回のCopom(通貨政策審議会)の議事録では、ドルレートの下落が金利引き下げ幅をさらに増す決定的な要因になった事が明記された。低金利により経済を成長させ、投資を促進、即ちドルの流入をさらに増やすのである。

 月曜日、BNDES(国家経済社会開発銀行)のルシアノ・コウチンニョ総裁はレアル高が投資家たちを撃退していると嘆いていた。別の視点から見るとそれに反論する事もできる。事実、直接投資は増える一方であり、エンリケ・メイレーレス中銀総裁は今年、外国直接投資額は400億ドルに達成すると予測している位だ。

 アレシャンドレ・シュワルツマンReal ABN Amro 銀行チーフ・エコノミスト(元中銀国際部理事)は、何故ドル購入が予想に逆らい反対の効果を生み出しているかというと、ドル買いの時点で通貨発行の殺菌消毒化によるものだという。「この殺菌消毒化(市場から流通通貨の回収)を行えなかったアルゼンチンのように、結果としてインフレが上がり、(経済が)不安定になっていたかも知れない...」

 レアル価を下げることが必要と考え、そのため中銀にドル買いのアグレッシブな介入を求めるタカ派は、的を外し本末転倒していないか考慮してみるべきである。

 もしそうであれば他の方法でドルの需要をクリエイトする必要がある。そのうちの一つは、海外における企業買収であり又は、海外投資を促進させる事だ。既に二つの事例がある。Vale do Rio Doce社によるInco社の買収(180億ドル)と、Friboi社によるSwift社の買収(14億ドル)がそうである。              (2007 /6/20付けオ・エスタード・デ・サンパウロ紙)



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