今年上半期のイタウー銀行の純益は、前年同期比35.8%増加の40億1,600万レアルを記録、ブラデスコ銀行を900万レアル上回り、民間銀行で最高の純益を記録した。
クレジット拡大による増益以外に、銀行業務集中サービス会社(Serasa)の持ち株及びサンパウロのボストン銀行ビル売却益も純益を押上げた。
しかし第2四半期の純益は21億1,500万レアルで、ブラデスコ銀行の23億200万レアルに及ばなかったが、ボストン銀行網買収によるシナジー効果が下半期から出てくると期待されている。
好調なマクロ経済、金利やインフレの低下で、クレジット部門が拡大を続けており、同行のクレジット部門は40.2%増加の1048億2,000万レアル、最終12ヶ月間の自動車購入向けクレジットは、58.6%増加の82億4,000万レアルに達している。
法人向けクレジットでは、中小企業向けクレジットが59.7%増加の222億8,000万レアル、大企業向けは16%増加に留まり、平均不渡り率は5.1%で、個人向けクレジットの不渡り率は8.1%から7.5%に改善されたが、法人向けは1.6%から2.3%に増加した。
同行の収益率は35.7%から32.1%に減少したが、エフィシエンシー指数は45.8%から44.9%に改善、今年のクレジット部門の増加は20%から25%、個人向けクレジットは35%、自動車購入クレジットは40%とそれぞれ増加が予想されている。(8日付けエスタード紙)